ER(救命救急室)
三次救急に携わった経験もあり、二次救急に精通している中尾安秀医師(ER室長)が中心となり、24時間365日、重症救急患者にいち早く対応できる体制を構築しております。
救急搬送については三次相当並みに『重症熱傷以外は、断らないこと(熱傷センターの併設無の為)』とし、幅広く迅速に対応させていただきます。初期診療後、ER担当医師から各科オンコール担当医師へと引き継ぎ、患者の立場にたった専門的で効率的な治療を提供しています。
また、緊急OPE適応等当院での対応が困難であると判断された場合は、速やかに転送を行い、患者の状態を最優先に考えた診療を心掛けております。このほかにも、今まで以上に医療従事者がチームとなって患者救命に当たれるよう、職員を対象としたBLSの院内勉強会、ICLS(二次救命処置)の院内勉強会を実施し、病院全体のレベル向上に努めております。また、平成26年度より近隣の診療所・歯科医院等、医療機関のスタッフの方を対象としたICLS講習会を実施しております。今年度は約7400件の受け入れをいたしました。今後も地域医療に貢献できるように邁進してまいります。
医療機関の方へ
緊急に診断・治療が必要な患者さんについては、昼夜を問わずご紹介ください。
ご理解とご協力のお願い
救急外来(ER)は、主に中等症から重症救急の患者さんの診療を行っています。通常の外来診療ではありません。救急診療を対象とするために、緊急性の高い方を優先します。基本的には受付した順番となっておりますが、医師の判断で重症の方は優先しますのでご理解願います。
産婦人科・精神科などにつきましては関連病院や専門病院へ転送する場合がございます。
よくあるご質問
- すぐ診てもらえますか?
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重症の方を優先して診察いたしますので、お待ちいただく場合があります。
- 救急車で行けば早く診てもらえますか?
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いいえ。症状が軽い場合、重症の患者さんを優先いたします。
- 診察の順番が後回しになりました。どうしてですか?
基本的には受付した順番になりますが、複数の診療科を救急室で診ており、各科の混雑具合によっては後から来た方が先に診察を受ける場合があります。また、医師の判断で重症の方は優先させていただきます。
- 交通事故の診断書をいただけますか?
救急外来で診断書の発行はしておりません。通常外来で依頼してください。
- 入院させてほしいのですが?
入院については医師の判断になります。病状的に入院の必要のない場合、お帰りいただくことがあります。
所属医師
ER室長 、感染症内科部長
中尾 安秀 (なかお やすひで)
内科、ER(救命救急室)
専門・得意分野 |
救急、集中医療、重症感染症 |
略歴 |
北里大学 |
資格・所属学会 |
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本感染症学会感染症専門医・指導医
日本エイズ学会認定医
日本集団災害医学会MCLSプロバイダー
日本救急医療財団病院前救護体制における指導医等研修修了
医師救急医療業務実地研修修了
全日本病院協会看護師特定行為研修指導者講習会修了
日本化学療法学会抗菌化学療法指導医
ICD制度協議会ICD(インフェクションコントロールドクター)
日本救急医学会ICLSディレクター
JMECCインストラクター
日本専門医機構総合診療領域プログラム統括責任者講習会修了
日本環境感染学会
日本臨床救急学会
日本医療教授システム学会 |
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