重要なお知らせ

ウロリフト(経尿道的前立腺吊上術)

ウロリフト

新たな前立腺肥大症の低侵襲治療

前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療法として、経尿道的前立腺吊上術(ウロリフト)を導入しました。 前立腺の中にインプラントを埋め込み、尿の通り道を開通させ、排尿できるようにする治療法です。今までの前立腺肥大症の手術と違い、性機能を温存できる(逆行性射精や勃起機能不全が起こりにくい)と期待されています。

デリバリーハンドル

経尿道的前立腺吊上術

デリバリーデバイスを経尿道的に標的とする閉塞部位まで挿入します。
デリバリーシステムから送り出すニードルを介して留置される小型のインプラントによって、閉塞の原因となっている左右の前立腺葉を圧迫し、牽引します。

インプラント

経尿道的前立腺吊上術

デリバリーシステムにはインプラント 1個が装填されており、ひとりの患者さんに対して 通常4~6個のインプラントを留置します。

ウロリフト

治療を希望される方へ

ウロリフトは従来の前立腺肥大症の手術より手技が簡便で、1週間程度の入院で治療が可能です。心臓疾患、肺疾患、血液をさらさらにする薬(抗凝固剤・抗血小板剤)を内服していて、従来の手術や麻酔が困難とされていた患者さんにも、行うことができます。

本治療はすべての前立腺肥大症の患者さんに適応になるわけではございませんが、治療にご興味のあるかたは、泌尿器科外来へご来院のうえご相談ください。最適な治療をご提案いたします。

泌尿器科