重要なお知らせ

放射線治療科(新松戸高精度放射線治療センター)

放射線治療とは

放射線治療は高エネルギーの放射線をがんの部分に集中的に投与(照射)し、がん細胞を死滅させる治療です。 照射中の痛みや発熱などは全くありません。1回の治療にかかる時間は、一般的には20分程度です。 放射線治療は、病気の種類にもよりますが、1-35回の照射を月曜日から金曜日まで毎日1回行います。 放射線治療は、がんの根治を目指す以外にも、他の治療(手術/化学療法)と組み合わせてがんの再発を予防したり、がんによる痛みなどの症状を緩和したりすることを目的として行うことがあります。 当センターでは、粒子線治療以外の全ての放射線治療が安全で高精度に施行可能です。


YouTube『ドクター伊丹 放射線治療医のがん情報チャンネル』(※YouTubeへ遷移します)

▲「放射線治療は危険?副作用や治療法について医師が解説します」

対象疾患

対象となる疾患は、脳腫瘍、頭頸部がん、食道がん、肺がん、乳がん、肝胆膵がん、直腸がん、子宮頚がん、前立腺がん、悪性リンパ腫など、全身のほぼすべてのがんが対象となります。疾患により治療方法や副作用は異なりますので、治療の際には担当の主治医から説明を受けてください。
治療に関する疑問がございましたら、担当医や放射線治療スタッフに遠慮なくお尋ねください。

放射線診断・治療機器

診療実績

照射件数(2024年1月9日から3ヶ月間の実績)

   件数
外照射
強度変調放射線治療 51
隊幹部定位照射 22
その他外照射 48
高線量率小線源治療
腔内照射 6
組織内照射+腔内照射 5
組織内照射 25
核医学治療
ゾーフィゴ治療 1

所属医師

センター長
伊丹 純 (いたみ じゅん)

放射線治療科(新松戸高精度放射線治療センター)、腫瘍科セカンドオピニオン外来

略歴 1981年 千葉大学医学部卒
1981年 千葉大学放射線科入局
1982年 千葉大学放射線科助手
1983年 ドイツ連邦共和国エッセン大学病院放射線治療科助手
1990年 千葉大学医学部放射線医学講座助教授
1991年 国立病院医療センター(現国立国際医療研究センター病院)放射線治療科医長
2008年 国立がんセンター(現国立がん研究センター)中央病院放射線治療部長
2015年 千葉大学客員教授
2016年 長崎大学大学院医歯薬総合研究科包括的腫瘍学講座教授
2021年 新松戸中央総合病院入職
資格・所属学会 放射線治療専門医
放射線科指導医
日本中性子捕捉療法学会認定医
緩和ケア研修修了
前日本放射線腫瘍学会小線源部会会長
Japanese Journal of Clinical Oncology編集委員
Brachytherapy編集委員
Radiation Oncology編集委員
日本放射線腫瘍学会
日本医学放射線学会
日本癌治療学会
日本血液学会
米国放射線腫瘍学会
欧州放射線腫瘍学会
米国臨床腫瘍学会
米国小線源治療学会(国際委員)

清水 友理 (しみず ゆり)

放射線治療科(新松戸高精度放射線治療センター)、放射線治療

資格・所属学会 放射線治療専門医 
放射線科指導医
日本がん治療認定機構がん治療認定医
日本核医学会PET核医学認定医
ルテチウムオキソドトレオチド(Lu-177)注射液を用いた核医学治療の安全取扱講習会修了
日本内科学会認定内科医

平鍋 邦弘 (ひらなべ くにひろ)

放射線治療科(新松戸高精度放射線治療センター)、放射線治療