肝胆膵外科手術は、消化器外科手術の中で、特に難易度が高いといわれています。
この難しい手術を安全に、かつ確実に行うために、日本肝胆膵外科学会では高度技能専門医制度を設けています。修練施設とは、常勤の高度技能指導医/専門医の下で1月から12月の1年間に高難度肝胆膵外科手術を50例以上行なっている施設を修練施設(A)、30例以上行なっている施設を修練施設(B)としており、適正に高難度手術を遂行できているか厳正に審査されます。
2021年5月時点で千葉県内では国立がん研究センター東病院や千葉大学病院など14施設のみが認定されていました。全国的にも修練施設は、大学病院、がんセンター、公立・公的病院などの大病院がほとんどであり、当院の規模の民間病院が認められることは非常に稀です。
当院では、2019年8月より高度技能指導医(名取部長)が常勤しており、肝がん・胆道(胆のう・胆管)がん・膵がんなどの難しい手術も、高い技術力と豊富な経験により安全性と根治性を確保して、安心して受けて頂けます。