重要なお知らせ

肝がんのロボット手術を開始しました

令和4年4月の診療報酬改定で保険適応となった術式「ロボット支援下肝切除術」を、8月1日(月)に初めて実施、成功いたしました。

当院は、2020年9月より最新鋭の手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入しており、呼吸器外科、消化器外科、泌尿器科領域で150件を超えるロボット支援下手術を実施してまいりました。

今回実施した「ロボット支援下肝切除」は、全国でもまだ10数施設程度しか実施されていない手術です。消化器外科領域の手術はこれでほとんどのロボット手術が保険適応となり、より幅広いがん治療において活用される可能性が広がりました。

当院は、がんに対する低侵襲手術を積極的に行ってまいりました。消化器外科では、一昨年の「ロボット直腸切除」をはじめ、本年5月には「ロボット膵切除」を導入、実施していますが、今回の「ロボット肝切除」第1例目の成功により、これからも地域の皆様へ最先端治療をいち早くお届けできるよう一層努めてまいります。

肝切除da Vinci写真