重要なお知らせ

アルツハイマー型認知症治療薬 レカネマブ(レケンビⓇ点滴静注)の投与開始

1月25日よりアルツハイマー型認知症の新規治療薬レカネマブ(レケンビⓇ点滴静注)の投与を開始いたしました。

レカネマブ(レケンビⓇ点滴静注)とは

2023年12月20日に保険適用となり、販売が開始された新薬で、アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβを脳から除去することで、認知機能障害の進行を遅らせることができます。治療の対象はアルツハイマー型認知症による軽度認知障害(MCI)もしくは軽度認知症の方です。

当院では、薬の使用に際し厚生労働省が定めた『最適使用推進ガイドライン』を遵守し、この新薬を安全かつ適切に使用できるよう、十分な準備を整えてまいりました。

投与にあたっては、アミロイドβの蓄積状況を調べるアミロイドPET/CT検査もしくは脳脊髄液検査が必要ですが、どちらの検査も院内で対応可能です。

レカネマブ(レケンビⓇ点滴静注)による治療を希望される方は、脳神経内科の戸田 晋央医師もしくは紺谷 智医師の外来をご受診ください。

医療機関の方へ

当院では、「レカネマブ(レケンビⓇ点滴静注)」に係る最適使用推進ガイドラインに準拠している施設からの「アミロイドPET/CT検査」をお受けしております。詳しくは、「アミロイドPET/CT検査」のページをご確認ください。