重要なお知らせ

病院指標(令和5年度)

病院指標の公開

DPCデータを基に、全国統一の抽出方法で数値化し、医療の質を客観的にしたものです。
当院の特徴を理解していただくために、情報公開を行っています。

DPCデータとは

全国のDPC病院が、全国統一の形式で厚生労働省に提出しているデータです。
傷病名、診療内容、在院日数など様々なデータが含まれます。
※自費、自賠責、労災、24時間以内死亡患者さんのデータは含まれません。

DPCとは

診断と治療の組み合わせで決まる定額入院料から計算する包括方式です。

DPC14桁コード(診断群分類)とは

入院で医療資源を最も投入した傷病名と、手術や処置などの治療内容を組み合わせたデータを、
番号化することで分類を可能にしたものです。

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 32 60 134 191 361 699 1015 2228 2002 465

令和5年度 年齢階級別退院患者数

【指標の説明】
●令和5年度における退院患者数を10歳刻みに集計しています。
●入院時の年齢で集計し、全退院数は7,187人(月平均約600人)です。

当院は、東葛北部の基幹病院として「高度で安全な医療」の提供に努めております。
幅広い年齢層へ入院治療を提供していますが、半数以上が後期高齢者(75歳以上)の患者様です。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2-1あり 81 13.07 13.99 2.47 66.54
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 14.38 13.15 0.00 53.69
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2なし 8 10.13 10.66 0.00 48.25
本院の内科は消化器肝臓内科、循環器内科、血液内科、腫瘍内科など、
さまざまな専門分野に分かれており、各専門医が外来・入院治療を担当しています。

当科では特に、糖尿病や内分泌代謝の症例が多くを占めています。
糖尿病の治療全般において、患者様の状態・環境などから適した方法を選択し、血糖コントロールと合併症予防を行っています。
・糖尿病教育入院(食事療法や運動療法などを実践しながら学んでいくプログラム)
・糖尿病教室(医師、看護師、薬剤師、検査技師、理学療法士、管理栄養士による講義)

また、令和5年度より、腫瘍内科に常勤医師が入職いたしました。
がんの内科的治療全般を診療し、当院腫瘍内科では固形腫瘍全般を扱っています。
複数科が密に連携し、看護師、薬剤師、技師、リハビリ担当者など多職種で一つのチームとなって診療を行っております。

消化器肝臓科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 82 10.02 8.75 2.44 70.98
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 41 7.44 7.61 0.00 75.56
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 37 9.08 10.24 0.00 73.70
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 37 12.27 10.92 2.70 71.38
060050xx031xxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1あり 34 9.88 13.63 0.00 76.94
消化器疾患を扱っている内科です。
対象疾患は食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管や、肝・胆・膵など臓器に関わる病気で、
炎症などの良性疾患からがん診療まで、幅広く診療を行っております。
特にがん診療においては、早期診断から治療まできめ細やかな診療を提供しております。

毎日、消化器検査の中心となる上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)や下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を行っており、
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵菅造影)、EUS(超音波内視鏡検査)など内視鏡下の検査・治療を多数例施行しています。

また、肝炎治療(抗ウイルス薬など)や肝がん治療(肝動脈塞栓術・経皮的ラジオ波焼灼術)を長らく行っており、
県内でも有数の施設となっております。

循環器内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 78 2.00 2.03 0.00 52.29
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 75 18.57 17.38 1.33 78.32
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 65 5.37 4.57 0.00 67.54
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし 48 4.44 4.26 0.00 71.42
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 47 4.26 3.05 0.00 66.79
東京女子医科大学循環器内科と連携し、診療を行っています。
対象疾患は、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、心臓弁膜症、心不全、不整脈、大動脈疾患、肺塞栓症、
睡眠時無呼吸症候群など多岐に渡ります。

心臓疾患や血管疾患はもとより、動脈硬化に関連する疾患に対して、
患者様一人ひとりに適した検査・治療を、より侵襲の少ないかつ安全な方法で施行しております。

上記の通り、睡眠時無呼吸、狭心症、慢性虚血性心疾患に対する症例が多く、
クリニカルパスを活用してスムーズな入院を努めております。

外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 130 9.34 9.89 0.00 70.45
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 122 4.79 4.55 1.64 70.29
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 54 6.43 9.54 1.85 27.52
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 51 7.47 6.87 0.00 61.22
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 49 5.45 5.29 0.00 43.71
主に消化器外科領域の診療を行っています。
手術件数は令和5年度(外科のみ)で年間約700件以上と年々増加しております。

消化器外科領域では、胃がん・大腸がんなど肝胆膵領域の悪性疾患から、
胆石、胆嚢炎、鼠径ヘルニアといった良性疾患まで幅広くカバーしております。

近年、胃カメラなどによる内視鏡治療も盛んに行われており、当院でも消化器肝臓科と協力し、
内視鏡治療と手術(開腹・腹腔鏡)を組み合わせた治療も行っています。

整形外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 119 36.24 25.5 48.74 82.05
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 29 4.52 4.76 0.00 66.24
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 16 18.13 14 6.25 77.88
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 副傷病なし 15 4.27 5.23 0.00 57.67
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 13 29.92 18.32 0.00 50.69
高齢者から小児まで幅広い年齢を対象としており、運動器全般に対する病気やけがに対して診断・治療を行っています。

骨折など外傷のほか、関節・筋肉・靭帯に関する病気、脊椎・脊髄疾患、骨粗鬆症、骨代謝性疾患、
上肢・下肢の末梢神経障害、スポーツ外傷、労災・交通外傷、骨や筋肉内の腫瘍など幅広い疾患に対応しております。

中でも、股関節・大腿近位の骨折を多く受け入れており、その他疾患は病状に応じて、
地域病院と連携して紹介させていただいております。

形成外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 17 2.06 2.82 0.00 68.65
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 15 3.27 4.63 0.00 25.53
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 3.43 3.93 0.00 51.71
070071xx97xxxx 骨髄炎(上肢以外) 手術あり 25.60 33.66 0.00 65.80
100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2なし 13.20 24.94 0.00 63.80
体の表面に生じたけがや、変形を正常に近い状態へ治療したり(あざ・ほくろ・傷跡・やけど・皮膚腫瘍など)、
手術や外傷でなくなった組織をできる限り再建させられるよう努めております。

脳神経外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 49 11.84 9.88 6.12 77.37
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 25 21.36 19.09 44.00 70.00
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 19 13.74 15.7 21.05 68.32
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 19 13.00 8.38 21.05 70.63
010200xx01x00x 水頭症 水頭症手術 脳室穿破術(神経内視鏡手術によるもの)等 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 36.77 18.95 23.08 74.62
脳神経外科における3大疾患は、「頭部外傷・脳卒中・脳腫瘍」と言われています。
当院においても症例の多い順に、頭蓋・頭蓋内損傷、非外傷性頭蓋内血腫、脳梗塞が並んでいますが、
経験豊富なスタッフと最新の医療機器により、万全を期しております。

また、特に脳血管内治療に力を入れております。
脳血管内治療の特徴は、脳卒中に対して痛みを少なく、体への負担が軽く治療できる点です。

従来の開頭手術に脳血管治療を加えることで、脳神経領域疾患の治療方法の選択肢が広がり、
それまで治療困難であった疾患を治すことが可能になりました。

心臓血管外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 40 2.00 2.61 0.00 65.13
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等2-1あり 35 41.54 28.09 31.43 72.29
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2-1あり 28 21.25 19.2 0.00 77.71
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 19 17.21 21.38 0.00 71.74
050050xx0111xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1-1,2あり 手術・処置等2-1あり 16 21.06 26.66 0.00 72.06
医師、看護師をはじめ各コメディカルスタッフが、互いの専門性を尊重し、
一つのチームを結成して最大限の能力を引き出し、患者さんの治療にあたっています。

また、情報を共有するために、毎週心臓血管外科、循環器内科合同のカンファレンスを行っています。
カンファレンスには多くのスタッフが出席し、患者さんへより良い治療が提供できるよう、数多くの意見が飛び交っています。

眼科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 155 2.91 4.46 0.00 78.39
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 77 2.01 2.54 0.00 76.65
近年は、新聞やテレビだけでなくインターネットにより眼を使う機会が増大しており、
日常生活において眼の重要性がますます増加しています。
一方、生活習慣や高齢化により、白内障、緑内障、網膜剥離、糖尿病網膜症などによる視力低下で悩む方が増えています。

中でも、白内障は目の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう病気です。
原因として加齢によるものが多く、早い方では40代から、80代ではほとんどの方が白内障を発症しています。
水晶体が濁り始めると、霞んだり、物が二重に見えたり、まぶしく見えるという症状が出現したり、視力が低下します。

より良い視機能を長く保っていただくために、患者様一人ひとりに合わせて治療を行っております。

耳鼻咽喉科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 4.71 5.51 0.00 35.00
030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 副傷病なし 6.80 7.52 0.00 38.60
耳、鼻、喉、頸部を取り扱う診療科です。
通常の外来診療に加え、総合病院として様々な専門的な検査(聴力検査、画像検査、内視鏡検査など)が可能です。

急な入院加療が必要な喉の炎症や突発性難聴、めまいなどもできる限り対応しています。
耳、鼻、喉の健康を維持し、生活の質を改善するためにさまざまな治療をしております。

放射線治療科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2-2あり 13.00 20.05 0.00 77.00
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり 9.25 19.11 0.00 80.50
110080xx9902xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり 13.25 24.53 0.00 75.00
12002xxx99x2xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-2あり 5.33 12.06 33.33 74.00
2024年1月9日より、新松戸高精度放射線治療センター(SMARTセンター)で放射線治療を開始しました。
照射中の痛みや発熱は全くなく、1回の治療にかかる時間は一般的に20分程度です。

また、対象はすべての悪性腫瘍、ケロイドや甲状腺眼症などの良性疾患と幅広い治療が可能です。
がんの根治を目指す以外にも、他の治療と組み合わせてがんの再発を予防したり、
がんによる痛みなどの症状を緩和したりすることを目的として行うことがあります。

特筆すべきは、治療開始からわずか3か月で130名を超える治療を行い、そのうち36名に小線源治療を施行し、
関東随一の実績を収めました。
放射線治療医、医学物理士、放射線治療技師、看護師、事務が密接に連携し、安全で高精度な放射線治療をお届けして参ります。

皮膚科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 37 9.11 12.88 5.41 68.41
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 21 7.90 9.29 0.00 74.33
080190xxxxxxxx 脱毛症 3.13 3.31 0.00 41.88
当院の他科に通院しながら希望される方から、重症な皮膚疾患に罹患された方まで迅速かつ丁寧に対応しております。

中でも、重症な帯状疱疹や蜂窩織炎など、入院の必要がある場合には平均7日間の入院をおすすめしております。

泌尿器科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 70 9.11 6.85 1.43 77.49
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 64 13.69 11.19 0.00 72.47
110200xx99xxxx 前立腺肥大症等 手術なし 52 2.04 6.04 0.00 71.27
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病なし 36 5.86 5.22 0.00 62.67
110420xx02xxxx 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 19 5.37 4.02 5.26 65.89
腎・尿管・膀胱など尿路、男性性器(前立腺、精巣)の腫瘍、感染症、膀胱の結石など、
泌尿器の疾患全般を診療しています。

現在、前立腺がん手術の多くがロボット補助下に行われるようになりました。
ロボット手術とは根治性、低侵襲、機能温存に優れた治療で、さらに術後の尿失禁を改善させています。
悪性腫瘍だけでなく、レーザーを用いた尿路結石の治療や前立腺肥大症など良性疾患の手術も行っております。

患者様と相談しながら、治療後のQOLまで考えた治療を提供できるよう努めております。

呼吸器内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 68 13.75 18.65 7.35 75.00
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 64 3.27 2.98 0.00 72.28
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 43 15.00 13.59 16.28 72.28
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 30 21.93 20.6 23.33 82.73
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2なし 22 22.50 22.55 9.09 75.91
肺がん、間質性肺炎、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)をはじめ、
難治性感染症や慢性咳嗽など、多岐に渡る呼吸器疾患に広く対応しています。

特に、肺がんは日本人の死因として多くを占め、以前まで治療が困難と考えられてきましたが、
近年、がん研究が急速に進んだ結果、その治療は飛躍的な進歩を遂げています。

当院では呼吸器外科と連携し、早期にがん診断を行い、円滑に治療へ移ることができるよう心がけております。
また、治すための治療が難しいケースでも、がんに伴う症状を取り除きながら共存するための治療を一緒に考えて参ります。

腎臓内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 122 10.02 11.49 3.28 63.78
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 42 6.48 6.44 2.38 52.14
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2-1あり 28 38.00 34.07 10.71 70.96
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 25 15.32 13.81 4.00 71.88
110280xx97x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2-1あり 19 45.11 24.61 15.79 77.79
血液浄化センター(腎臓高血圧内科)では、慢性・急性腎不全に対する血液透析療法を中心に、
炎症性腸疾患に対する顆粒球除去療法、閉塞性動脈硬化症・ネフローゼ症候群・高コレステロール血症に対するLDL吸着療法、
肝臓疾患に対する血漿交換療法、膠原病やギランバレー症候群に対する免疫吸着療法などの血液浄化療法を行っております。

・顆粒球除去療法:炎症の原因となる白血球を選択的に吸着除去して、炎症を鎮める体外循環療法の一種
・LDL吸着療法:吸着の原理を応用して、体内・血中に存在する病因物質を除去することにより病気を改善させる方法
・血漿交換療法:取り出した血液を血球成分と血漿成分に分離して、患者様の血漿を廃棄し、健常な方の血漿で置き換える治療
・免疫吸着療法:血液を体外に循環させて、病気の原因となる自己抗体などを選択的に吸着して取り除く治療

血液内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2-2あり 36 32.36 36.15 0.00 62.03
130010xx97x0xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2なし 25 12.64 14.22 0.00 75.68
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-4あり 25 10.20 9.62 4.00 72.36
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 20 11.55 18.03 0.00 80.45
130030xx99x6xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-6あり 18 18.94 13.1 0.00 73.11
貧血や各種造血器疾患に対して、免疫療法、化学療法、分子標的療法、自家末梢血管細胞移植などを施行しています。
また、無菌室を4床開設し、最先端の医療が提供できる体制を整えております。

高齢の方や合併症のある方には、病態に応じてQOLを配慮した治療法も選択しています。
常に親切丁寧な説明を行い、患者様との心の触れ合いを大切にした医療を心がけております。

総合診療科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 96 35.31 20.6 20.83 85.64
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 37 17.27 13.52 2.70 77.22
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 25 28.72 17.38 8.00 85.96
040081xx97x0xx 誤嚥性肺炎 手術あり 手術・処置等2なし 21 63.38 36.11 47.62 79.86
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2-2あり 18 53.39 31.28 27.78 78.89
特定の臓器を対象とするのではなく、患者様が抱える健康問題について幅広く対応する診療科です。

病態がありながら診断がついていない方、合併症により専門診療科の治療にそぐわない方、
初診でどこに行ったらよいかわからない方など、方向性が決まっていない患者様の初期対応をさせていただいております。
その後、治療が必要と診断したら各専門診療科へ紹介するなど、最善な方法を提案しております。

入院においては、上記の通り、誤嚥性肺炎、尿路感染症、心不全と救急搬送に多い疾患が並んでおりますが、
市の健診、企業健診、人間ドックなどで異常を指摘された場合でも受診をおすすめしております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 35 6 13 20 28 7 1 8
大腸癌 15 40 50 45 33 24 1 8
乳癌
肺癌 96 19 42 107 12 78 1 8
肝癌 10 29 18 15 8 17 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【指標の説明】
●国際基準であるUICC(監修:国際対がん連合)に基づいて、癌の進行度を分類しました。
進行度のStage分類は、「腫瘍の大きさ・広がり、リンパ節転移の有無・範囲、遠隔転移の有無」により決定します。
●初発:癌と判明して最初に計画された治療目的の入院をすべて含む
●再発:初回治療終了後や再発・転移をきたしたもの
●延べ患者数で集計しているため、場合によっては複数回(入院回数)を含みます。

【解説】
専門的な治療を提供する病院として、千葉県より「がん診療連携協力病院(胃がん・大腸がん・肝がん)」に認定されております。
2024年1月より、癌の4大治療と呼ばれている外科治療、薬物療法、免疫療法に加え、「放射線治療」が開始しました。
対応できるがん治療の幅がさらに広がり、前年度と比較して、全体的に患者数が増加しています。

積極的な治療だけではなく、患者様のQOL(生活の質)を大切にし、苦痛を和らげる緩和ケア・がん相談支援・栄養サポート等
により、「患者様に寄り添うチーム医療」を提供して参ります。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 3 8.00 52.33
中等症 47 17.40 76.36
重症 11 17.00 82.36
超重症 7 17.71 81.86
不明
【指標の説明】
●市中肺炎ガイドライン「重症度分類(A-DROPシステム)」(監修:日本呼吸器学会)に基づいて、集計しました。
●「市中肺炎」とは普段の生活の中で罹患した肺炎であり、介護施設に入所中の方や他の医療機関に入院中の方が
罹患した場合を除きます。
●成人とは18歳以上を指し、令和5年度における退院患者を対象にしています。

●対象疾病:入院契機・医療資源を最投入した傷病名「肺炎(ICD10(※)において、J13~J18.9に該当するものに限る)」
●対象外疾病:ウイルス性肺炎、誤嚥性肺炎、入院後発症の肺炎など
※ICD10:死亡や疾病のデータの体系的な分析・解釈・比較を行うために、1990年WHOより採択された国際基準

【A-DROPスコアの項目】
➀A(年齢) 男性:70歳以上、女性:75歳以上
②D(脱水) 血中尿素:21 mg/dL以上または脱水あり
③R(呼吸) 酸素飽和度:90%以下
④O(見当識) 意識障害あり
⑤P(血圧)血圧:90mmHG以下

【重症度分類】
・軽症:上記項目のいずれにも該当しない場合
・中等症:上記項目の1つ、または2つに該当する場合
・重症:上記項目の3つに該当する場合
・超重症:上記項目の4つ以上に該当する場合、または1項目でもショック症状が見られた場合

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 139 25.89 75.18 33.74
その他 24 20.88 77.92 6.13
【指標の説明】
●転院:退院先「他の医療機関への転院(入院)」
●転院率:【転院患者数/本指標のICD10別患者数】
●対象疾病:医療資源を最投入した傷病名「脳梗塞(ICD10において、I63.0~I63.9に該当するものに限る)」

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消化器肝臓科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 93 1.08 16.95 5.38 76.87
K654 内視鏡的消化管止血術 61 1.84 14.39 6.56 74.00
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 42 1.00 7.02 0.00 73.98
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 39 0.79 6.46 2.56 75.41
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超える)(その他) 31 2.32 6.61 0.00 77.65
特にがん治療に対して積極的に取り組んでおりますが、病態に応じて、下記のような治療を施しています。
また、特に処置困難とされた症例に対しても、安全性を確保しつつ対応しております。

・胆道系疾患:ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)後→内視鏡的治療、切除できない悪性腫瘍に対するステント挿入術
・内視鏡的治療:潰瘍などの消化管出血術
・肝疾患:肝炎治療(抗ウイルス薬など)、肝がん治療(肝動脈塞栓術、経皮的ラジオ波焼灼術)

循環器内科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 47 1.64 2.23 0.00 69.02
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 45 1.49 3.00 0.00 71.24
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 31 0.87 3.61 0.00 76.48
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 20 4.20 9.35 5.00 79.70
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 17 1.82 2.65 0.00 63.35
最も多い手術は、前年度に引き続き、「経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ)」です。
当科でのカテーテル治療の特徴は、高齢、透析、糖尿病、がん既往の方を多く治療していることが挙げられます。

20年以上の経験を持つ医師を中心に、これまで重ねてきたカテーテルアブレーションの経験をもとに、
新たな技術の進歩を取り入れつつ、安全かつ高度な治療を行うことを心がけております。

外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 107 2.46 7.03 1.87 63.25
K6335 鼠径ヘルニア手術 66 1.33 2.73 1.52 71.27
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 63 1.02 2.35 1.59 66.43
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 54 1.85 3.54 1.85 27.67
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 50 3.90 5.54 0.00 70.04
胃がん・大腸がん・腹壁ヘルニア・脾腫瘍といった定時手術から、急性胆嚢症、急性虫垂炎などの緊急手術まで
腹腔鏡手術を積極的に導入しております。

また、腹腔鏡手術を発展させたロボット手術(da Vinci、Hugo)を行っています。
開腹手術と比較し、傷が小さい、出血量が少ない、術後の痛みが少ない、体力の回復が早いというメリットがあります。

数多くある実績のうち、上記5位の「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)」は、
50例に加えて、ほか10例のロボット手術による実績がありました。

整形外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 63 2.70 30.83 57.14 82.92
K0811 人工骨頭挿入術(股) 60 3.87 32.77 40.00 81.13
K0462 骨折観血的手術(前腕) 27 1.22 1.78 0.00 72.63
K0463 骨折観血的手術(上腕) 17 1.88 13.94 5.88 73.71
K0463 骨折観血的手術(鎖骨) 13 1.85 2.46 0.00 58.69
上記の通り、股関節・大腿近位の骨折に対する手術が大半を占めています。

外傷手術に力を入れており、退院後の生活を考慮して十分なリハビリを行い、在宅復帰できるよう支援を行っています。
予約の方を中心に診療を行っておりますが、外傷手術が必要な場合はできる限り対応いたします。

また、その他変性疾患などは病状に応じて、地域の病院と連携して紹介などをさせていただいております。

形成外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 15 0.00 1.00 0.00 67.47
K333 鼻骨骨折整復固定術 13 1.00 1.00 0.00 22.00
最も多い手術は、前年度に引き続き、「眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)」です。
次点に、「鼻骨骨折整復固定術」が続いております。

クリニカルパスを活用し、医療の質向上と患者さんの負担軽減に努めているため、
年間を通しても在院日数が平均的です。

脳神経外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 37 2.46 11.57 10.81 80.73
K1742 水頭症手術(シャント手術) 15 10.27 21.93 20.00 76.73
K1781 脳血管内手術(1箇所) 14 1.21 20.57 28.57 60.29
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 13 6.08 7.15 15.38 75.00
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 11 7.73 22.73 18.18 66.27
最も多い手術は「慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭)」です。

慢性硬膜下血腫は、今まで日常生活が問題なく過ごせていた方が、
認知障害、歩行時にふらつきがあるなど、周囲の方が気づくケースが多くみられます。

日頃から、周囲の見守りが症状の早期発見に繋がりますので、
疑わしい症状があったり、ご不安がありましたら、まずはご相談ください。

心臓血管外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 34 2.74 17.09 2.94 72.29
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行)(その他) 31 0.23 36.77 29.03 71.45
K5607 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(その他)) 31 2.65 22.32 6.45 79.19
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 21 0.00 1.00 0.00 66.19
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 15 0.00 1.00 0.00 62.53
最も多い手術は「冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上)」です。

大動脈瘤に対する切除術や弁膜症に対する弁置換術だけではなくステントグラフト治療も行い、
心臓外科領域においても、患者さんに優しい低侵襲手術を積極的に心がけております。

また、MICS(ミックス、低侵襲手術)と呼ばれる、できるだけ小さな傷で行うアプローチ方法を行っています。
メリットとして、術後の回復が早く入院期間が短くなること、合併症である縦隔炎がまず起きないという大きな利点が
挙げられます。他に手術中の出血が少ないこと、術後の不整脈(心房細動)の発症が低いといった特徴もあります。

眼科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 230 0.00 1.61 0.00 77.23
最も多い手術は「水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他)」です。

ごく初期の場合は、点眼で若干進行を抑えることができる場合もありますが、
進行した場合は白内障手術により、目の中に新しい眼内レンズを挿入することが必要です。

入院による患者さんの負担を軽減するため、短期入院だけではなく外来での日帰り手術も積極的に行っております。
クリニカルパスを活用することで、医療の質向上や患者様の負担軽減に努めています。

泌尿器科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 66 1.35 6.97 1.52 77.56
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 64 1.17 11.52 0.00 72.47
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 41 1.34 3.78 0.00 64.59
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 31 1.29 7.39 6.45 71.87
K841-6 経尿道的前立腺吊上術 15 1.00 5.53 0.00 77.80
da VinciとHugoを導入し、ロボット手術を積極的に行っています。
上記の中では、「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる)」が該当します。

悪性腫瘍の治療において、以前は根治性が大きく重視されていましたが、
最近ではこのような、根治性・低侵襲・機能温存治療に優れた手術を目指す治療へと変わりつつあります。

また、悪性腫瘍だけではなく、レーザーを用いた尿路結石の治療や前立腺肥大症など良性疾患の手術も行っております。

腎臓内科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 49 10.98 19.78 6.12 68.04
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 29 1.31 2.76 6.90 72.07
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 10 41.20 40.80 50.00 84.60
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 6.44 20.33 0.00 59.33
血液浄化センターは2022年7月より透析ベッドを40床から47床へ増床しました。
新たに4台導入したリクライニングチェアでは、読書やデスクワークなどを行いながら透析治療を受けられます。

さらに、透析個室の導入及び陰圧テントの増設により、感染症が疑われる患者さんについても受入可能です。
患者さんのご要望にできるだけお応えし、患者さんに安心して治療を受けていただけるように努めて参ります。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 2 0.03
異なる 13 0.18
180010 敗血症 同一 33 0.46
異なる 30 0.42
180035 その他の真菌感染症 同一 2 0.03
異なる 1 0.01
180040 手術・処置等の合併症 同一 90 1.26
異なる 1 0.01
【指標の説明】
●該当するDPC上6桁症例を、入院契機となった傷病名が医療資源を最投入した傷病名と同一か否かで表しています。
●「DIC」とは、播種性血管内凝固(Disseminated Intravascular Coagulation)の略称です。
●「発生率」は【症例数/一般病棟に入院した全退院患者数】を用いて、集計しました。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
716 624 87.15
肺血栓塞栓症とは、肺の血管に血のかたまり(血栓)が詰まって突然、呼吸困難や胸痛、ときには心停止をきたす危険な病気です。
当院では、弾性ストッキング・弾性包帯の着用、足や下腿への圧迫ポンプ装着、抗血栓剤の投与、足の運動など状態に応じた予防
対策を講じています。

血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
3144 2862 91.03
当院では、血液採取量が増えることによる感度の向上、および皮膚常在菌が検出された場合の汚染の判断を目的として
血液培養採取時には、2セット以上採取することを推奨しております。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
906 688 75.94
当院では、耐性菌の発生を予防するため、幅広い細菌へ効果のある抗菌薬(広域スペクトル抗生剤)を使用する場合は、
抗菌薬投与前に適切な培養検査を推奨しております。

更新履歴

2024/09/24

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