PET(陽電子断層撮影法)と、CT(コンピュータ断層撮影)を融合させた撮影を一度に行える最先端の検査です。がんなどの病気を見つける画像診断法のひとつです。
がんの悪性度・進行度と同時に原発巣転移部位などを一度に検索できます。「がん細胞が正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む」という性質を利用し、ブドウ糖に似た検査薬(FDG)を体内に投与して全身のがんの有無を調べます。主な適応症例は、がん(悪性腫瘍)、心サルコイドーシス、大型血管炎(高安動脈炎・巨細胞性動脈炎)です。
PET/CT検診のご案内3大認知症(アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・レビー小体型認知症)の中で最も多いと言われている「アルツハイマー型認知症」を引き起こす「アミロイドβ蛋白」の脳内蓄積を調べる検査です。
高精度放射線治療センターの開設に伴い、キャノンメディカルシステムズ株式会社より2023年4月に販売開始したデジタルPET/CT「Cartesion Prime/Luminous Edition(カーテシオンプライムルミナスエディション)」を導入致しました。 「 Cartesion Prime/Luminous Edition 」は高いTime-of-Flight (TOF) 時間分解能と感度による優れた画質を得ることができる大視野半導体PET検出器と、高速撮影が可能な80列CTを組み合わせ、効率的な検査を実現しています。
新たに搭載されたデバイスレス呼吸同期は、従来の呼吸同期で必要とされた外部呼吸モニタ装置を用いることなく、収集されたデータそのものから体動情報を自動で抽出して呼吸同期を行うものです。検査前の呼吸同期の設定や、患者さんへの外部呼吸モニタ装置の取り付けが不要になるため、検査時間が短縮され患者さんの負担軽減に貢献します。
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