マンモグラフィ(乳房X線)検査は乳房内部が鮮明に撮影できるように被曝線量の少ないX線を用いて、乳房内部に腫瘍などの病変がないかを調べる検査です。
触知困難な乳房組織内の主要や微小石灰化(カルシウムの沈着)病変でも診断できます。
触診のみでは確認できない早期乳がんの診断に有効です。
当院は、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定する「マンモグラフィ画像評価認定施設」を取得し、撮影装置は「日本放射線医学会が定める仕様基準を満たした装置」を使用しております。 撮影は「マンモグラフィ撮影認定資格」を取得した女性技師が担当いたしますのでご安心ください。
Q&A
- 検査方法・時間は?
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立った姿勢で乳房を撮影台にのせ、乳房の厚みが4~5cmになるように乳房を上下から圧迫しながら撮影します。
正面像・斜位の撮影が終わりましたら、同じように反対側の乳房も撮影します。
検査時間は10分程度かかりますが、乳房を圧迫している時間は数秒~10秒ほどです。
- 痛みや被曝などの危険は?
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乳房を圧迫して挟むことで痛むこともあります。 圧迫して薄く均等に広げることで、少ないレントゲンの量で乳房の中をより鮮明に見ることができます。
また、マンモグラフィー撮影の放射線が人体へ及ぼす危険性は、ほとんどありません。
1回の撮影で受ける放射線量=0.05~0.15マイクロシーベルト(東京~ニューヨークへ飛行機で移動したときに受ける宇宙からの自然の放射線量の約半分)