重要なお知らせ

心臓超音波検査

心臓超音波検査は、人体に無害の超音波を用いて、心臓の形態や状態・機能、血液の流れなどを調べる検査です。心房や心室の縮小・肥大はないか、心筋は一定のリズムを保って動いているか、弁の逆流がないかなどを調べます。レントゲン・CT 検査と違い、放射線の被ばくの心配がございませんので、繰り返し行うことができ、苦痛もございません。心臓病の診断において、非常に有用な検査です。

超音波診断装置 iE33(PHILIPS)

当院が導入しているフィリップス社のiE33 は循環器領域における上位機種です。
通常の経胸壁心エコーに加え、世界初の経食道心エコーによるリアルタイム3D機能が搭載されています。通常のアプローチでは描写が困難な場合も、経食道心エコーを使用することで3D 構築され、より多くの診療情報を得られます。

主な適応症例

  • 心臓弁膜症
    僧帽弁狭窄症・閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症・閉鎖不全症 など
  • 先天性心疾患
    心室中隔欠損症、心房中隔欠損症 など
  • その他
    心筋梗塞、心内膜炎、心肥大、心拡張 など腹部大動脈瘤 など

Q&A

超音波とは?
人間の耳には聞こえない高い音のことで、液体や固体によく伝わり、気体には伝わりにくい性質をもっています。そのため、肺や消化管に比べて、心臓や肝臓、腎臓などの臓器の描出に優れています。
検査時間はどれくらいかかりますか?
心臓の場合は約30分程度かかります。
痛みや被曝などの危険は?
胸部(肋骨のあたり)に無害なゼリーを塗り、超音波を送受信する器具でなぞるだけなので、痛みはございません。
放射線も使用しないので、被曝の心配はございません。ご妊娠中の方や乳幼児の方にも安心してお受けいただけます。

設備